傾斜掘さくの難しさ
傾斜や水平方向のボーリングでは、
1)重力の影響
2)ロッドのたわみ
3)堀くず(スライム)のビット下への回り込み
4)リーミング時のリーミングビット重量によるドリルロッドへの偏荷重
など 垂直方向の掘さくの場合は無視できた要素が加わります。
レイズボーリングの場合、ほとんど硬い岩盤を掘さくするため、下水道敷設の掘さく機のように自在に方向を制御することも困難です。
■傾斜掘さく時のツール編成は、その形状と取り付け位置がパイロット掘さく成功の鍵となります。
当社では30年を超える経験から、現場状況に応じた適切なスタビライザー形式の選択とその取り付け位置や数など、独自のノウハウを持ち、また優秀なドリラーの機械運転によって、多くの傾斜掘さく工事を成功させてきました。

 
パイロット孔掘さく時、地質条件によってスタビライザーの形状や取り付け位置、本数を変えてゆきます。
リーミング掘さく時は、リーミングビットの巨大な自重によって、ロッドが折損しないように、スカート状のリーミングビットスタビライザーを使う場合があります。
 
許容誤差範囲内に貫通したパイロット孔
リーミングビットスタビライザーの組立て
役目を果たすリーミングビットスタビライザー